植物療法士便り #03 ハーブティーのおいしい淹れ方 HERB ARE YOU

HERB ARE YOU?
元気ですか?気分はどう?

今日は、「ハーブティーのおいしい淹れ方」をお届けします。

ハーブティーは淹れ方も飲み方も自由!

今回は、淹れ方の基本やポイントをお伝えしますので、色々試してお気に入りを見つけてみてくださいね。

どちらも、ティーカップ1杯分の淹れ方をご紹介しています。

● 淹れ方の基本(リーフの場合)
① ティースプーン1杯~大さじ1杯の茶葉をティーポットに入れます。
② 熱湯200mlを注いで蓋をします。
③ 3~5分蒸らしたら、カップに注いで出来上がり。

茶葉の量の目安としては、細かいハーブはティースプーン、大きめのハーブやかさばるハーブは大さじを使うのがおすすめです。

ポイントは、熱湯もしくは沸騰から一呼吸おいた(98℃)お湯で淹れることと、必ず蓋をして蒸らすことです。
熱湯で淹れることによって、ハーブに含まれる有効成分をしっかり抽出し、蓋をして蒸らすことで豊かな香りや有効成分をギュッと閉じ込めることができます。

抽出時間は3~5分と幅を持たせましたが、カモミールやジャスミンのような繊細なお花は3分、ローズヒップやダンディライオンのような固い実や根は5分と、ハーブの形状や部位によって抽出時間を調節してみてください。

また、同じカモミールでも2~3分ではふんわりとした軽い香りを、5分じっくり抽出すれば苦みを含む濃厚な味わいをと、抽出時間によっても香りや味わいの変化を愉しむことができます。

どちらも、気分や体調に合わせて自分のお気に入りを見つけてみてください。

そんな風に色々な淹れ方を試すうちに、自然と心や体との対話ができ、日々の健康にハーブを取り入れるのが上手になっていきます。

● ティーバッグの場合
① ティーバッグ1個をティーカップ、水筒などに入れます。
② お湯を注いで出来上がり。

ティーバッグの場合も、お好みの濃さに合わせて湯量を調節してください。
ティーバッグの便利なところは、水筒に入れて持ち歩けることや、茶葉の処理が簡単なところです。茶葉がたっぷり入っている場合は、途中でお湯をさしながら一日中愉しめます。

ティーポットにゆらめく茶葉を眺めながらのリラックスタイムもよいものですが、ティーバッグは手軽なので、日常にハーブを取り入れるのには大変おすすめです。

今日は、あたたかいハーブティーの淹れ方をご紹介しました。

アイスで愉しみたい場合は、熱湯で淹れたハーブティーに氷を入れてみてくださいね。その際は、少し濃いめに抽出すると氷で薄まるのを防ぐことができます。

日々の飲み物を1杯、ハーブティーに切り替えてみたり、お目覚めのコーヒーをハーブティーにしてみたりと、気軽にハーブを取り入れて自分らしい活き活きとした毎日を創造してみてくださいね!

次回は、水出しでの淹れ方をご紹介します。
ハーブティーのおいしい淹れ方

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