植物療法士便り #45 ぐっすり眠れていますか?
HERB ARE YOU?
元気ですか?
気分はどう?
だんだんと寒い日が増えてきましたが、体調はいかがでしょうか?
定期便をご利用いただいているお客様のカルテを拝見していて、お悩みの中で多いと感じるのが「眠れない」「眠りが浅い」といった睡眠に関する内容です。
私自身も眠りが浅いほうで、夜中に何度も起きてしまったり、ひどい時は中途覚醒から数時間寝つけなかったりすることもありました。
最近は生活習慣を見直すことでだんだんと改善しているように思いますので、私が実践していることをシェアしてみたいと思います。
・就寝の約1時間前に入浴する
就寝の1〜2時間前に、38~40度のお湯に15~20分ゆっくりと入ります。ぬるめのお湯で身体を温めると交感神経が優位になるのを抑え、副交感神経が優位になり脳の興奮を落ちつけてリラックスできます。体温が下がることで眠気が引き起こされるため、体の深部体温が下がるタイミングで就寝できるように逆算します。
・カフェインを控える
コーヒーは日常的に飲む習慣のある方が多いと思います。カフェインは摂取してから5〜8時間は体内に内在し効果が続きますので、就寝の8時間前にコーヒーの門限を設定するのが理想です。私自身も時間を気にせず一日2〜3杯飲んでいましたが、午前中のみにしたところ眠りが深くなったと感じています。
ダンデリオンルートやチコリを使ったハーブティーをコーヒーの代わりとして飲むのもおすすめです。
・寝室の環境を整える
寝具や照明などの見直しも大切ですが、寝る前に長時間スマートフォンを見ないこと、安眠のためのアロマグッズを使うのが簡単で効果的だと感じます。私は枕元に好きな香りのアロマスプレーを常備して、眠る前に使っています。
・午前中に日の光を浴びる
朝日を浴びると、目から入ってくる光が脳を刺激し体内時計がリセットされます。また、朝日を浴びることで、脳内でセロトニンというホルモンが分泌されます。セロトニンは夜になるとメラトニンに作り変えられ、自然な眠りを誘います。散歩がおすすめですが、忙しい朝はカーテンを開けて外の景色を眺めるだけでも。
・眠る前に温かいハーブティーを飲む
ハーブの優しい香りには心を落ち着かせてリラックスさせる効果があるため、安眠効果が期待できます。自律神経を整える効果や鎮静作用のあるハーブも多く、心身ともに緊張がほぐれた状態で入眠することができます。
「HERB ARE YOU?」ではお休み前におすすめのブレンドをたくさんご用意しています。
GOOD DREAMシリーズをぜひチェックしてみてくださいね。
いかがでしょうか?
基本的なようで意外と出来ていないことも多いのではないかと思います。
ちょっとした習慣の改善で、長年悩んでいた症状がふっと軽くなることがあります。ぜひ簡単なことから試してみてくださいね!