植物療法士便り #98 乾燥する季節に粘膜をいたわる
HERB ARE YOU?
元気ですか?
気分はどう?
秋が深まり、空気の乾燥が気になり始める季節になりました。
朝起きた時に喉がイガイガしたり、鼻の中が乾燥したりと、小さな変化を感じることも増えてきます。
これから冬に向けて、喉や鼻の粘膜をいたわるケアを取り入れていきましょう。
喉や鼻の粘膜には、外から入ってくるほこりや異物をキャッチし、身体を守る大切な役割があります。しかし、空気が乾燥すると粘膜も乾きやすくなり、本来の働きが十分に発揮されにくくなることも。
暖房を使い始めるこの時期は、室内の湿度にも気を配りたいところです。
そんな季節におすすめしたいのが、マーシュマロウやマローブルーなどのハーブです。
これらには「粘液質(ムチレージ)」と呼ばれる水分を含むととろみを生じる成分が含まれ、古くから喉や口の中の乾燥、不快感をやわらげる目的で用いられてきました。
特にマーシュマロウの根は粘液質を豊富に含み、水に浸してじっくり抽出する方法でも親しまれています。
また、喉のケアには、こまめな水分補給も欠かせません。
温かいハーブティーを少しずつ飲むことで、喉を潤しながら、ほっとひと息つく時間にもなります。
室内では加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして、適度な湿度を保つことも大切です。
さらに、鼻呼吸を意識することも乾燥対策のひとつ。
鼻には吸い込んだ空気を温め、湿り気を与える働きがあるため、口呼吸が続くと喉が乾きやすくなります。
これから寒さが増していく季節。
毎日の小さな習慣と植物の恵みを上手に取り入れながら、喉や鼻をやさしくいたわり、心地よく冬を迎えていきましょう。
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